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地域によっては、空き家を改装しデイサービスを立ち上げたりするなど、日本各地でデイサービスの開業が進んでいます。
YouTubeを始めましたので是非ご覧になってください!
この背景には、共働きの家庭が増え、親の面倒をみたいが仕事や子育てに追われ、なかなか手が間回らないなど、社会的な問題となっています。その問題を解決する方法のひとつがデイサービスの役目でもあります。
そこで今回は、デイサービスをこれから開業しようと思っている方や、デイサービスについてどのような施設なのかを詳しく知りたい方に向けて記事を書きました。
ぜひこの記事でデイサービスについて理解してください。
なるべく専門用語を使わずに、わかりやすく記載しています。
デイサービスとはどんな施設?

そもそもデイサービスとは、”通所介護”と呼ばれ、日帰りでサービスを受けます。
サービスの内容としては、食事・入浴・レクリエーション・機能訓練としてのリハビリなどを受ける施設です。
さらにわかり詳しく2つの項目ごとに説明します。
- デイサービスの特長
- デイサービスの規模での種類を紹介
それでは詳しく説明していきます。
デイサービスの特長
デイサービスの特長としては特化型の施設を開設できることです。
特化型の例として下記のような施設があります。
- レクリエーション型(レクリエーションを中心としている)
- 入浴型(自宅では困難な入浴に特化)
- リハビリ特化型(身体の基礎運動を中心にする)
- 認知症対応型(認知症の方を対象)
- 総合型(複合的に取り入れる)
上記のように施設の色を出しつつ利用者への配慮をするのがデイサービスの特長になります。利用者とその家族が安心して過ごせる施設を目指してください。
デイサービスの規模での種類を紹介
施設の大きさによってデイサービスはわかれます。下記の5つの規模にわかれます。
- 地域密着型
- 通常規模
- 地域密着型
- 大規模Ⅰ
- 大規模Ⅱ
デイサービスを開業する方の傾向としては、地域密着型からはじめ徐々にサービスが浸透し人気となってから規模を大きくするが賢い選択だと思います。
規模毎の特長を中心に説明していきます。
地域密着型
1日の定員が18人以下が地域密着型のデイサービスとなります。
要介護高齢者や認知介護高齢者が慣れ親しんでいる町で、介護サービスを提供する施設が地域密着型のもっとも大きな特長です。
やはり、自宅から遠い場所へ通うとなると、いくら送迎があるとはいえ、車での移動も負担になり余計な時間を過ごすことになります。
そこで身近な地域に短時間で通える施設が重要視されているのです。
通常規模
1日の定員が19人以上で利用者が月平均で750人以下が通常規模の定義です。小規模と大規模の中間となるデイサービス施設で、地域密着型とは違いますが、利用者が多すぎず、少な過ぎないのが特長で、ちょうど良いバランスがとれる規模となります。
大規模Ⅰ
1日の定員が19人以上で利用者が月平均人数750名以上900名以内
利用者の特徴としては、コミュニケーションが好きな方やいろんな事に挑戦したいなどを希望させる方が大規模のデイサービスを利用されています。
大規模だけに、多種多様なイベントや魅力を出せるのが特長となっています。
大規模Ⅱ
1日の定員が19人以上で利用者が月平均人数900名以上
大規模Ⅰとほとんどかわりはないのですが、働くスタッフとしていろんなスタッフや利用者の方と接する経験ができるので、スタッフのスキルのアップには持ってこいの規模になっています。
デイサービスの規模によって変わる事
上記でデイサービスの規模による特長がわかった所で、次にデイサービスの規模によって変わる事を説明します。
変わる事としては2点になります。
- 受け入れ定員数の違い
- 規模による料金に違い
この2点が規模による違いの大きな点です。詳しく説明していきます。
受け入れ定員数の違い
利用者の定員数の違いによって規模が変わってきます。わかりやすい表にしましたので参考にしてください。
地域密着型 | 通常型 | 大規模Ⅰ | 大規模Ⅱ | |
定員数 | 18人以下 | 19人以上 | 19人以上 | 19人以上 |
月の平均人数 | ー | 750人以下 | 750人以上900人以下 | 900人以上 |
※参考の数字は厚生労働省の資料を基に記載しています。
規模による料金に違い
規模により料金も変わってきます。施設や都道府県によって異なりますので参考程度の数字としてみてください。
利用時間 | 要介護1 | 要介護2 | 要介護3 | 要介護4 | 要介護5 |
3〜5時間 | 約400〜450円 | 約450円〜500円 | 約500〜550円 | 約550〜600円 | 約600〜700円 |
5〜7時間 | 約600〜650円 | 約700〜750円 | 約800〜850円 | 約900〜1000円 | 約900〜1000円 |
7〜9時間 | 約700〜750円 | 約800〜850円 | 約900〜1000円 | 約1000〜1200円 | 約1100〜1200円 |
おおよその利用者の料金としては上記の表と考えていれば問題ありません。これが基準となり施設によっては入浴料が別であったりなどのオプションがあります。
デイサービスの特色ごとの違い

上記でも少し触れましたが、デイサービス毎に特色の違いを出し利用者にアピールしています。その中でもこれから紹介する3つが代表例となります。
- 機能訓練・リハビリ特化型のデイサービス
- 認知症対応型のデイサービス
- デイケア
3つについてそれぞれ説明していきます。
機能訓練・リハビリ特化型のデイサービス
基本的な身体の動きに対するリハビリを中心にしたサービスに特化してデイサービスです。レクリエーションでみんなとワイワイ過ごすというよりもリハビリに専念したい方に向いている施設です。
認知症対応型のデイサービス
認知症の方を対象にしたデイサービスです。利用者の家族としても認知症に知識があり、対応に対する経験が豊富なスタッフが揃っていると安心できます。
日本では認知症の方も増え、本人もそうですが、家族の方も介護への負担が大きくなっています。そんな問題を解決する為にあるのが、認知症に対応したデイサービスです。
デイケア
デイケアとデイサービスのもっとも違う点としては、医師が常駐しているかどうかの違いがあります。デイケアは”通所リハビリテーション”と呼ばれデイサービスは”通所介護”と呼ばれています。
デイケアでは医師の診断を受けれるのが大きな特長となります。
まとめ:デイサービスを正しく認識しよう
デイサービスでも施設によっての特色や種類があるのがわかったのではないでしょうか。これから身近にデイサービスが増えたり減ったりを繰り返していくと思っております。
利用者やその家族にとって満足してもらえるサービスを私も提供するよう日々精進していきます。