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先日、介護に朗報!介護ロボットの進化を徹底調査(前半)をお送りさせていただきました。
まだ見ていない方は、是非そちらもをご覧頂いてから今回の記事を見て頂くと全体的な内容が把握できるかと思います。
では、後半は介護ロボットの紹介をメインにお送りして行きたいと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。
活躍中の介護ロボット

まず初めに、パロという介護ロボットを紹介します。
開発企業は、独立行政法人産業技術総合研究所というところで。コミュニケーションロボットになります。
『パロ』は、2002年に「世界で最もセラピー効果のあるロボット」としてギネスブックに認定されたアザラシ型ロボットです。
国内外において、高齢者向け介護施設などにおける実証実験の結果、アニマルセラピーと同じような効果が得られるとされています。
搭載されている人工知能やセンサーによってさまざまな反応を示し、感情表現や動物らしい動作を見せます。
実際に私も体験させていただきましたが、非常に愛くるしさがあり、心が癒やされました。笑

コミュニケーションロボットでは他にもPALRO(パルロ)といったロボットが活躍しています。
開発企業は富士ソフト株式会社です。
人工知能を持つ小型のヒューマノイドロボットです。100人以上の顔や声を識別し、情報を記憶することができます。
会話を交わすだけでなく、自ら積極的に話しかけて、クイズを出すことも可能です。
PALROは、主に要介護者同士が会話を始めるきっかけづくりやレクリエーションの進行(司会)に役立てられています。
他にも、Qooboやスマイピ、BOCCOといったコミュニケーションロボットがあります。
是非調べてみてください。

次に、電動歩行アシストウォーカーです。
開発企業は、RT.ワークス株式会社です。
移動支援を行うロボットであり、非常に有能なロボットであります。
グリップを握りながら押すだけの簡単操作で利用できます。
センサーが利用者の力の強弱や動き、路面状況などを感知することで、その時々に応じた制御を行います。
上り坂ではモーターのアシストで力を入れなくても進み、逆に下り坂ではブレーキ制御によって安全な歩行が可能です。
通信機能を活用すれば、利用者が現在どこにいるかなどの情報を家族や介護者に知らせることができます。
京都大学にこの電動歩行アシストウォーカーを研究しておられる先生がいまして、実際に体験させて頂きましたが、適度に引っぱってくれたりブレーキをかけてくれるので、少ない力で移動できるのに感動した覚えがあります。

最後は、介護者を助けるロボットのHAL(ハル)を紹介します。
最近は、大きな介護事業所・病院であれば見かけるようになってきたところでしょうか?
開発企業はCYBERDYNE(サイバーダイン)株式会社です。移乗介助(装着型)になります。
移乗介助の介護場面において、介護者の腰部などにかかる負担を軽減させます。
それと同時に、介護者の腰痛の発症リスクも低下させます。介護者が身体を動かそうとすると、脳から各部位の筋肉に向けて送られる「生体電位信号をHALが読み取り、その意図のとおりに動いて介護を補助します。
重量も約3キログラムと軽量化されているため、女性や高齢者が装着することも可能です。
筑波大学の山海嘉之らによって開発されたもので、 現在2タイプが存在し、HAL 3は脚部のみが稼動するが、HAL 5は腕、脚、胴体の全てが稼動します。
HAL 5は現在、装着者が本来持てる重量の5倍の重量を持つことができる性能があります。
このメカニズムとして、ヒトは脳から筋肉に指令を送り動作が行われるのですが、微弱な信号をセンサーが感知しHALが認識し手伝うという優れものです。
まとめ
いかがでしたか?
今回紹介したように、様々な活躍しているロボットが存在し、すでにAIがヒトの考えていることを読み取り思ったように動いてくれるまで科学は進化している時代に突入しているのです。
良い作品はどんどん活用し、より良い職場づくりをしていくのは非常に大切なことになってきます。
労働者が疲労困憊で職場が回らなくなれば元も子もないでしょう。
今回の記事は後半になります。前半の記事で紹介しました、上手く補助金や助成金を積極的に活用することが導入のキーとなるでしょう
最後までご覧頂きありがとうございました。
最後まで見て頂いたあなたに、もうご存じの方はしょうもないことだと思うかも知れませんが、有名な文献サイトを2つ紹介します。
一つ目:CiNiiです。日本の論文を大概探せます。
二つ目:PubMedです。世界の論文を大概探せます。
是非、上記二つを活用し検索して、知りたい科学を勉強してみてはいかがでしょうか?