デイサービスの機能訓練指導員

接骨院・デイサービスと働いた経験がある柔道整復師の私がそれぞれの違いを読み解きます。

今回は柔道整復師がデイサービスで働くシーンについてお伝えしていきます。
私自身、柔道整復師の資格を取得してから2年間接骨院で働き、その後にデイサービスに転職して8年が経過します。

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今振り返っても学校では教えてくれることといったら国家資格に受かるための勉強・固定・整復。
接骨院では休みを返上・残業・時間外の勉強会にも参加して修行の毎日・・・

もっと早くデイサービスでの機能訓練指導員について知ることが出来れば良かったな〜と思っていました。

ただ当時はデイサービスも走り出しの時代だったため、職場という観点はなかったかもしれません。

2020年現在は違います!

圧倒的に介護保険制度の中でも柔道整復師が機能訓練指導員として活躍できる場が増え、求められています。

世の中は需要と供給です。

接骨院、溢れていませんか?
整形外科も増えていますよね?

そこに未だ理想を掲げてポジションを取りにいきますか?

介護保険制度・人材の背景



介護現場は人手が足りません。

国の政策で処遇改善を盛り込まれるなんて、介護以外でありますか?!

ないですよね。焦

人手は確保しなければなりませんが、利用者が増えるのと比例して介護給付費が増えることも並行して問題視しています。

なぜなら医療費・介護給付費の高騰により、社会保障費も限界に達しています。

介護保険制度は要介護度が高くなればなるほど金額が上がります。

また入所リスクや医療的な処置、医療費とも比例すると言われています。

どうすればいいか、答えはシンプルです。

悪くしないこと!!

現状の介護度を悪くしないことが介護給付費の圧迫にも直接的に作用します。

ここに柔道整復師の活躍の場があると信じています。

機能訓練指導員としての柔道整復師の優位性

ここでは柔道整復師の特性からどんな活躍が期待できるか?!
という柔道整復師目線の話ではなく、利用者から見たときにどんなことを柔道整復師に期待できるか?!

という観点についてお話をしていきます。

想像していただきたいのですが、利用者の皆さんは高齢です。

接骨院に来院する75才以上の後期高齢者です。
その中でも平均年齢高めの設定をイメージしていただければと思います。

この年代、明らかな外傷がなくても慢性的に身体が痛いケースが多いです。
腰や膝、肩など多岐に渡ります。

生活の足もないので、自由に整形外科で治療やサロンへマッサージなど行ける生活背景ではありません。

一般的に慢性的なこの痛みを接骨院では診れませんよね?
デイサービスの機能訓練ではこの痛みを和らげ、機能訓練を実施することが求められます。

痛みがあるから歩かない、運動もしないってあり得ないですよね?

痛みと付き合いながらも在宅での生活を続けるために必要なことがデイサービスで行う機能訓練の醍醐味です。

大切なのでもう一度伝えます。

接骨院では痛みの治療をして、治癒させることが目的です。
デイサービスの柔道整復師は機能訓練を実施するために痛みとも向き合いますが、治癒させることが目的ではありません。
利用者が在宅生活を続けられるように関わることが目的
です。

つまり、一人の利用者と長く関わることができます。

ここは良いか悪いか別にして、
修行や開業・治療家よりも、目の前の利用者と長く関わっていきたいという人にはオススメですね。

私の記事では手技や機能訓練のノウハウについては触れません。
考え方の違いもありますので・・・

ただ個別機能訓練加算を算定する上で必要なノウハウについてはお伝えします。
個別機能訓練加算についてはこちらをご参照ください

接骨院とデイサービス、働く環境の違い

私は一つの接骨院でしか、勤務した経験がありませんので一概に言えませんが、営業時間はだいたいお昼休みがあるかないかの違いですかね?
勤務する時間、拘束時間は店舗・院の営業時間に大きく影響されますので、まずは接骨院は
午前・・・9時から12時半
午後・・・15時から20時
のようなイメージでしょうか?

私はショッピングモール内での勤務でしたので、10時から20時の営業時間でローテーションで休憩を取る。
拘束時間は9時半〜9時でした。

デイサービスの営業時間は利用者に対してのサービス提供時間です。
私のデイサービスでは8時半〜16時半までがサービス提供時間で、最長でもこの時間でサービスを使われている利用者がいます。
この時間内で半日の方もいれば1日の方もいます。

デイサービスで特殊なのはサービス提供時間の前後で送迎があることです。

8時から8時半までお迎えの送迎
16時半から17時まで送りの送迎

だいたいこんなイメージになります。
拘束時間は8時から17時半。

印象としては接骨院が混み合う時間には帰れます。

大きな事故でもない限り、デイサービスの利用者は予定で動いていますので接骨院のように終了間際に患者が来るようなこともありません。

控えめに言ってもすごく恵まれた環境です。

特にライフサイクルで働き方が家事や子育てに依存する女性にはオススメかと強く思います。

柔道整復師として学べるのか?!

ここは本来のあるべき整復・固定・痛みに対しての手技は接骨院に分配が上がります。
デイサービスの機能訓練指導員としては個別機能訓練加算を算定するためのコンプライアンス(法律)、実働が主となります。
計画する機能訓練の内容に対して体操や手技を学ぶといった流れが一般的でしょうか。

また、デイサービス自体が様々な職種(介護、看護、生活相談員)から構成されるため柔道整復師とは違う職種の観点では勉強になります。

私自身は2年間、接骨院で勤務をしてきた手技や接客・数値面での管理の厳しさなどの経験が活かされていると実感しています。


介護現場は経営という観点では未だ未だシビアさに欠ける印象が強いです。

まとめ

柔道整復師が接骨院・デイサービスで働く際の痛みに対しての要点・働きやすさ・学べる環境についてお伝えさせていただきました。

特にお伝えしたいのは目の前の患者を良くできるだけではなく、世の中の流れから自身が柔道整復師としてどうなりたいかを考えることが大切です。

柔道整復師・接骨院は代替医療として誕生しました。
現在、世の中の需要と供給、医療費のバランスをみて誕生した時と同じ状況でしょうか?!

保険制度を活用した新しい働き方、職域を拡げるためにこれからも情報発信をしていきたいと思います。

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