デイサービスについて

【2021年大規模デイサービスのメリット】規模が大きくなるにつれて〇〇しやすい?レクリエーションや機能訓練って何か違うの??

今回の記事では全体の数%にあたる大型のデイサービス→大規模Ⅱにあたるデイサービスについて触れていきます。

デイサービス全体の数%のため、実際に働いている方の情報も少なく、私自身は現在も大規模Ⅱにあたる規模のデイサービスの運営に携わっているため皆さんが気になるであろう点についてお伝えしていきます。

私が働いているデイサービスの紹介動画です。

今はもっと髪が短いです・・・

大規模のデイサービスとは?!

介護保険上ではデイサービスの区分が月間の通所回数によって分かれます。
名称とすると地域密着型〜大規模Ⅱまであり、私がお話ししている大規模は一番大きい大規模Ⅱにあたります。

介護保険的には月間の通所回数が900回以上になります。

1日にすると、40名ほどでしょうか?!

この人数を超えているデイサービスは大規模Ⅱにあたります。

超えてしまえば1日に100人の来所でも200人の来所でも大規模Ⅱにあたりますね。

私の働くデイサービスはこの大規模Ⅱの中でも規格外の規模ですが、中途半端に大規模で運営することよりは突き抜けてしまった方がスケールメリットが働きます。

中途半端に大規模Ⅱで運営するデメリットは単純に通所単価が下がる点です。

というのもデイサービスは規模が大きくなるにつれて単価が下がり、利用者が安く通うことができます。

2021年度からは大規模型の報酬が適用されるデイサービスを利用する方は区分支給限度基準額の管理に通常規模型の単位数が適用されます。

利用者の自己負担や事業所側の収入が通常規模と同等になるわけではありませんが、限度額ギリギリでサービスを使っている方の場合は大規模型のデイサービスだと加算が付けにくくなるかもしれませんね。

デメリットをあげるとこのぐらいで、あとはメリットの方が多いと思われます。

規模別の違いについてはこちらの記事をご覧ください。


大規模デイサービスのメリット

大規模デイサービスは個別ケアには向きませんが、逆に規模があることで工夫の余地が多くあります。

例えば利用者が多くいますので、他の業種と協業でプログラムが作れます。

移動販売車が訪れます
お弁当やお惣菜もあります

規格外の大規模デイサービスの場合は移動販売車がやってくることもあり得ます。規模が小さい施設の場合はスーパー側が収支が合わないため難しいでしょう。

その他に送迎車両も多く走っているため、デイサービス側の都合でなく、利用者の希望に合わせた送迎時間に合わせる余地もあります。

浴室も男女分けるスペースが用意できる場合に、希望の時間に合わせて入っていただくことが可能です。

つまり、ここまででお伝えしたいのは、規模があることで利用者の希望に合わせた送迎や入浴・機能訓練の提供が可能です。

職員の採用の配置についても、地域密着型の規模の場合は1日に出勤する職員が2人〜3人ということもあるでしょう。

規模が大きくなるにつれて職員の数も必要となります。

つまり、属人化しにくいのです。

タイトルでも触れましたが、規模が規格外に大きい私のデイサービスまでいくと職員が休んだときの運営に与えるダメージが少ないということです。

2人〜3人の職員を配置しているデイサービスの場合は休めませんよね?
仮に一人でも休んだ場合は運営が致命的なはずです。

逆に私の働くデイサービスの場合は、一人休んでもなんとかなります。

ここが大きなメリットなのが分かりますか?

  • 休みやすい環境のため職員が集まり、定着しやすい
  • デイサービスの運営が個人に依存しない

という、圧倒的なメリットがあるわけです。

大規模デイサービスの機能訓練やレクリエーションは?

2021年2月のカレンダー

大規模デイサービスだとレクリエーションや機能訓練の違いってあるの?
よく質問されますが、内容がどの程度違うかは分かりません。

しかし、間違えないのはプログラムの数が多く用意できるので、一人ひとりのニーズにあったプログラムを何かしら用意できるという点は言えますね。

また、プログラムが多いため、自分がやりたくないプログラムに無理して参加しなくても気まずくありません。

これから団塊の世代の方を受け入れるにあたってみんなで演歌や塗り絵などはもっての他でしょう。

好きな人はやれれば喜ぶでしょうけど、みんながカラオケを好きなわけではなく、そうしたときに別のプログラムが用意してあることが一人ひとりのニーズに合わせる上で大切だということです。

また、機能訓練指導員の配置も規模が大きい=売り上げが高い分は職種も多く配置することが可能になりますので、ここでも利用者の希望に沿った機能訓練を提供できる余地があります。

ここまで大規模デイサービスの良い点ばかりをお伝えしてきましたが、もう少し実際のデメリットについてお伝えします。

単刀直入にお伝えすると、比較的自立度が高めの利用者向けのサービス構築になってしまいがちです。

  • アセスメントの共有が浅くなりがちなため、個別ケアを求める利用者の受け入れが難しい
  • 職員が多く、情報共有が困難

ということで、規模が大きくなるほどに目が行き届かないです。

これは原理原則なのでしょうが、一般的には規模が小さいデイサービスが多いため、大きくてケアが行き届かないという指摘をいただくこともあります。

ここを解決するためにソフトウェアやITの活用は自社開発をしても進めていますが、おそらく人の機能では限界がある点ですね。

ですので現段階では一つのデイサービスで全ての方のニーズに応えられるとは思っておらず、グループ内で個別ケアに力を入れているデイサービスや他の介護サービスと連携しつつケアにあたる方向性です。

結論としては、
規模が小さいデイサービスでも働いたことがある私からすると、組織にとっても働く個人にとっても大規模のデイサービスがあるメリットは大きく、これからの世代の利用者(団塊世代)を迎え入れるにあたっても優位に立てる点が多いことと感じています。


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