デイサービスについて

2021年度の介護報酬改定!通所介護・デイサービスの準備について考える【総論】

とうとう出ましたね!

2021年4月の介護報酬改定について、社会保障審議会(介護給付費分科会)の1月18日の最新資料はこちらから

介護報酬改定は報酬は上乗せなのか?

今回の記事では総論としてお伝えしていきますが、今後個別機能訓練加算やCHASEへのデータ提供と各論について記事にしていきます。

今回総論としてはプラス改定です。

通所介護の基本報酬はコロナウイルス蔓延による次元措置という話もありますが、少なくともこれから2024年までの3年間は4単位〜10数単位ほどは1時間あたりプラスになっています。

しかし、事前に話は出ていましたが入浴介助加算はこれまでと同じサービス提供ではマイナスですね。

この上位区分の算定についてはケアマネージャーも必要性を感じるか?またデイサービス側が計画書を作成するプロセスなど考慮すると一律で算定は難しい印象です。

また、1日型のデイサービスの大半は入浴をされている利用者が大半のためこれまでの50単位→同じ労力をかけて40単位となる点については基本報酬の増収分を相殺するレベルの打撃になるデイサービスも多いことかと思います。

ここまで見ると、入浴介助加算を算定していて大半の利用者が入浴を希望している場合のデイサービス

  • 基本報酬の増収<入浴介助加算の減収

つまりプラス改定とは言えない状況です。

ここまででお伝えしたいのはデイサービスのスタイルによってはマイナスになる事業所もあるということです。

試算で構いませんので自身のデイサービスはどうか?

考えてみてください。

その他の加算関連はどう変動するのか?!

大前提として、今回は利用者の重度化防止、自立支援、アウトカム、ICTの活用やCHASE・VISITへのデータ提供から科学的介護の実現というテーマがあり、ここに沿った改定になっております。

上記の基本報酬は引き下げて、加算周辺はプラスになると思っていましたが逆に加算は下げて基本報酬を引き上げてきたことは想定外でした・・・

個別機能訓練加算については、これまでの個別機能訓練加算I・IIは個別機能訓練加算Iに統合されこの中で機能訓練指導員の配置状況により、(イ)、(ロ)に分かれます。

目的としては生活に基づく機能訓練とすること、実施についても機能訓練指導員が直接個別または小集団で関わる形態ということから、現行の個別機能訓練加算Ⅱを引き継ぐイメージとなります。

個別機能訓練加算について

あれ?これまで個別機能訓練加算IとIIを算定していると合計で102単位でしたが、上位の改定後の個別機能訓練加算I(ロ)を算定しても85単位ではないですか^^;

しかもこれまで個別機能訓練加算Ⅱを算定していたデイサービスは変わらず56単位のままで、常勤専従の要件を満たしていれば85単位になるということです。

個別機能訓練加算がプラスになる事業所を整理すると

  • 常勤専従の配置をしていて、これまで個別機能訓練加算Ⅰのみを算定していたデイサービス

以上です。

このデイサービス以外は基本的に減収です。

このデイサービスに至っても46単位→56単位にはなるが、目的と実施内容がこれまでの個別機能訓練加算Ⅱに近づくことで算定の労力・タスクは増えてきます。

総合的にみてマイナスということが読み取れますね・・・

それ以外のADL維持等加算は算定のハードルが下がっており、機能訓練に力を入れていたデイサービスはこの加算や入浴介助加算の上位区分を算定することで見合うのかな?と感じています。

また、口腔・栄養スクリーニング加算・栄養アセスメント加算の新設を見ても、厚労省が利用者の重度化防止・自立支援・アウトカムに力を入れている、これから次の2024年度の改正に向けて力を入れていくというメッセージ性は読み取れますね・・・

科学的介護の実現に向けて?!

今回はざっくり触れていきますが、個別機能訓練や口腔・栄養とどの加算についてもCHASEへのデータ提供という触れ込みが加えられています。

まだ表現は抽象的ですが、科学的介護推進体制加算なんていう加算もでてきています。

これって、利用者から自己負担をいただく上での説明はイマイチ想像できませんが、少なくともこの流れには乗っていかなければなりません。

現状ではどんなデータをどんなプロセスで出力してどこに提出するのか?

この辺りが未だはっきりとした流れが見えておりませんが、おそらく普段からお使いの請求ソフトを介してデータを提出することになると思われます。

3月に入れば4月から算定する加算をケアマネージャーや利用者に伝えていかなければなりませんので、この辺りの流れは遅くても3月中旬までに済ませられることをオススメします!

また各論の記事については今後ふれていきます。

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